政府・日銀、NY市場で円買い介入 152円目前から一転急反発
2022年10月22日10時33分
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が急反発し、一時1ドル=146円台に上昇した。直前に152円目前まで下落し、約32年ぶりの円安水準を更新したばかりだった。1日の値動きは6円近くに達した。関係筋によると、日本政府・日銀が再び円買い・ドル売りの為替介入を実施した。
円相場は午前中に一時151円94銭と、152円に迫った。ただ、その直後から円高方向に振れ、一気に146円台前半まで上昇した。ロイター通信によると、一部の電子取引では144円台を付けたという。ニューヨーク時間午後5時現在は147円74~84銭と、前日同時刻比2円36銭の大幅な円高・ドル安。