インド最大野党総裁にカルゲ氏　「名門家」以外から２４年ぶり

　【ニューデリー時事】１７日投票のインド最大野党・国民会議派総裁選は１９日、開票が行われ、元鉄道相のマリカルジュン・カルゲ上院議員（８０）が国連元高官のシャシ・タルール下院議員（６６）を大差で下した。カルゲ新総裁は党の顔として、２０２４年の総選挙でモディ首相率いる与党インド人民党（ＢＪＰ）に挑む。

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　会議派の総裁は、初代首相ネールをはじめ３人の首相を輩出した名門「ネール・ガンジー家」出身者が務めることが多かった。同家以外の人物が総裁に就くのは２４年ぶり。
　カルゲ氏は投票数の８割以上を獲得。当選後、「民主主義と憲法への攻撃に対し、共に戦わなければならない」と述べた。２６日に総裁に正式就任する予定。