「勝たないと意味ない」 ロッテの吉井新監督が就任会見―プロ野球
2022年10月18日16時33分
プロ野球ロッテの吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンスタジアムで就任会見に臨み、「プロなので勝たないと意味がない。勝ちにこだわったプレーができる選手を育てたい」と語った。昨年まで投手コーチを務め、2年ぶりの現場復帰。複数年契約とみられ、背番号は「21」に決まった。
今季5位に終わったチームの再建を託された。「すごく驚いたが、断る理由はない。この世界にいる以上、監督はみんながやりたいこと」と就任決断の理由を明かした。
来年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控える日本代表の投手コーチは継続する意向。「チームにいないときはオンラインでもコミュニケーションを取っていく」と話した。
◇吉井監督の略歴
吉井 理人(よしい・まさと)和歌山・箕島高からドラフト2位で1984年に近鉄入団。88年に最優秀救援投手に輝き、97年にはヤクルトで13勝を挙げ日本一に貢献。98年に移籍したメッツなど米大リーグ3球団でプレー。2007年途中にオリックスからロッテに移り、同年で現役を引退。日米通算121勝。日本ハムやソフトバンク、ロッテでコーチを歴任した。57歳。和歌山県出身。