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安倍派、新体制先送り 「塩谷会長」案に異論―自民

2022年10月13日15時51分

自民党安倍派の総会であいさつする塩谷立会長代理(右から2人目)=13日午後、東京・永田町の同党本部

自民党安倍派の総会であいさつする塩谷立会長代理(右から2人目)=13日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党安倍派は13日の総会で、会長ポストを空席とする現体制を当面続けることを確認した。会長代理を新会長に昇格させて「塩谷派」に衣替えする案が一部にあったが、参院側や衆院の若手・中堅が異論を唱え、新体制移行を先送りした。

【図解】自民党安倍派の新体制は?

 塩谷氏は総会で「まだちょっと時期尚早の状況だ。無理にやるとおかしな方向に行きかねないということで、丁寧に時間をかけようという結論に達した」と説明。この後、記者団に「私の判断が甘かった」と語った。
 安倍派は7月に安倍晋三元首相が死去した後、会長を置かず「安倍派」の呼称も継続してきた。安倍氏の国葬を終えたことから、派内のベテランが塩谷氏を会長に推した。塩谷氏は先週の総会で、13日にも新体制移行を決める考えを示していた。

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