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重圧乗り越え果敢な攻め 川崎、またも望みつなぐ―Jリーグ

2022年10月12日22時49分

前半、先制ゴールを決め喜ぶ川崎の谷口(手前左から2人目)ら=12日、等々力

前半、先制ゴールを決め喜ぶ川崎の谷口(手前左から2人目)ら=12日、等々力

  • 後半、ゴールを決める川崎のマルシーニョ(右下)=12日、等々力
  • 前半、ゴールを決める川崎の橘田(中央)=12日、等々力

 逆転3連覇に向け、勝ち続けるしかない川崎。のし掛かる重圧を振り払い、「目の前の相手にどう勝つかだけに集中していた」と谷口。残留が懸かる京都が相手だったが、果敢なプレスにも動じることはなかった。

横浜M、初の連敗で足踏み 川崎が2差に迫る―J1

 開始からボールを保持し、チャナティップの左クロスに谷口が頭で合わせて先制。左CKのこぼれ球を橘田が倒れ込みながら反応し、追加点を奪う。後半も攻撃の手を緩めず、脇坂の浮き球に抜け出したマルシーニョが3点目を挙げて突き放した。
 直近4試合で8失点。後ろ向きなパスが相手に渡り、カウンターを浴びる場面が目立った。この日は安定したパス回しに加え、機を見て思い切りよく前線に送った。鬼木監督は「受けに回らず、自分たちから戦いを挑んだ」と満足そう。相手の反撃を1点に抑えた。
 競り勝った8日の清水戦も、結果次第で横浜Mの優勝が決まる可能性があった。またも望みをつなぎ、「そろそろ心理戦なところも出てくる。直接対決はないが、勝ち続けてプレッシャーを与えたい」と谷口。崖っぷちの状況でも、力強さは増すばかり。可能性を感じさせる白星となった。

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