米大統領、ノーベル平和賞団体を称賛 「世界をより強く」
2022年10月08日08時15分
【ワシントン時事】バイデン米大統領は7日、ウクライナ、ロシア、ベラルーシ3カ国の個人や団体に対するノーベル平和賞の授与発表を受けて声明を出し、「受賞者たちが世界をより強くした」と祝意を示した。その上で、「長年にわたり、人権や基本的自由のために休むことなく闘ってきた」と称賛した。
声明では、ロシアの人権団体「メモリアル」について、「ソ連やロシア市民への暴虐に関する真実を暴いた」と強調。ベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏に関しては「拘束下でも民主的自由を求め、決してひるまなかった」とたたえた。
さらに、ウクライナの人権団体「市民自由センター(CCL)」に対しては「戦争のさなかにあって、ロシアの戦争犯罪や残虐行為をリアルタイムで記録した」と評価した。