「民主主義の酸素」 人権団体のノーベル平和賞祝う―グテレス国連総長
2022年10月08日00時30分
【ニューヨーク時事】グテレス国連事務総長は7日、ウクライナ、ロシア、ベラルーシで人権擁護に携わる個人・団体3者がノーベル平和賞に選ばれたことを受けて声明を出し「(人権団体などの)市民社会団体は民主主義の酸素であり、平和、社会の前進、経済成長を促進させるものだ」と決定を歓迎した。
グテレス氏は、市民社会団体の活動は「政府が説明責任を果たすのを助け、弱い立場の人々の声を政権に届ける」役割があると強調した。その上で、世界中で恣意(しい)的な逮捕や暴力にさらされているとも述べ、活動保護の重要性を訴えた。