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「インボイス」登録38% 課税事業者、制度開始まで1年―国税庁

2022年10月07日16時15分

国税庁の看板

国税庁の看板

 事業者が消費税額を複数の税率に分類して記載した上で発行する「インボイス」(適格請求書)制度の導入が来年10月に迫る中、国税庁は発行に必要となる登録をしたのは今年9月末時点で、対象となる課税事業者の38%だと明らかにした。同庁は「最終的には大半の課税事業者が登録すると考えているが、もっと周知広報をしないといけない」との考えを示している。
 消費税は消費者が負担するが、納税は課税事業者が行う。事業者は売り上げの消費税額から仕入れの消費税額を差し引いた分を納税するが、税率8%と10%が併存する中で、同庁は正確に税額を計算する仕組みとしてインボイス制度の導入が決まったと説明している。

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