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先頭打者で歴史的一発 ジャッジ、重圧乗り越え62号―米大リーグ・ヤンキース

2022年10月05日16時10分

レンジャーズとのダブルヘッダー第2試合の1回、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録を更新する今季62号本塁打を放つヤンキースのジャッジ(右)=4日、アーリントン(AFP時事)

レンジャーズとのダブルヘッダー第2試合の1回、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録を更新する今季62号本塁打を放つヤンキースのジャッジ(右)=4日、アーリントン(AFP時事)

  • ア・リーグ記録を更新する今季62号本塁打を放ち、笑顔でダイヤモンドを一周するヤンキースのジャッジ=4日、アーリントン(AFP時事)

 ヤンキースのジャッジがア・リーグの歴史を塗り替えた。レギュラーシーズン161試合目。ダブルヘッダー第2試合の一回先頭で放った打球は高々と舞い、総立ちの観客で埋まった左翼席最前列に吸い込まれた。「打った感触は良かった。(スタンドに)届いたのを見てほっとした」

ヤンキースのジャッジが62号本塁打 ア・リーグ記録、61年ぶり更新

 大歓声が降り注ぐ中でダイヤモンドをゆっくりと一周。同僚たちが興奮とともに駆け出して出迎える姿を目にし、「夢のようだった」。達成感と安堵(あんど)に満ちた笑みを浮かべ、一人ひとりと祝福の抱擁を交わした。
 記録が懸かった終盤戦は重圧との闘いが続いた。9月20日の今季60号の後は、13試合で1本塁打。この日の第1試合では安打でも観客から失望のため息が漏れ、凡打にブーイングも起きた。それでも「その瞬間、瞬間を楽しもうとやってきた」。本来の打撃を崩さず結果につなげた。
 ア・リーグで初めてシーズン3度の月間最優秀選手となるなど、名門球団の主砲として3年ぶりの地区制覇に大きく貢献。「ロジャー・マリスやベーブ・ルースの横に名前を刻めて、信じられないほど素晴らしい気持ち」。偉大な先人に敬意を表し、喜びに浸った。(アーリントン時事)

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