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女子生徒に平手打ち、顎外れる 高校ソフト部で体罰―兵庫・姫路

2022年10月03日19時46分

 姫路女学院高校(兵庫県姫路市)は3日、ソフトボール部監督の男性教諭(41)が先月、1年生の女子部員(16)の頬を平手打ちするなどの体罰を加えていたと発表した。部員は衝撃で顎が外れるなど全治1カ月のけがをし、精神的なショックから現在も登校できていないという。

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 同校によると、教諭は9月24日、地区大会の会場だった同県上郡町の高校で、ユニホームを忘れてきた部員に対し、母親に「1発どつきますよ」と電話した上で、左頬を平手打ちした。部員は許してもらおうと5時間以上立ち続けていたが、その間も教諭は「帰れ」「お前なんか要らん」と暴言を浴びせた。翌日の大会でも尻を蹴る、頭をたたくなどの体罰があったという。
 被害を受けた部員の保護者から説明を求められた教諭が学校に報告。今月1日に保護者説明会が開かれ、学校側は体罰があったことを謝罪した。教諭は自宅謹慎中で、今後懲罰委員会が開かれ、懲戒処分となる見通し。
 記者会見した摺河祐彦校長は「被害を受けた生徒と保護者に申し訳ない。二度とこのようなことが起きないように再発防止に努める」と話した。

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