• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

単独親権「合憲」が確定 男性の上告退ける―最高裁

2022年09月30日18時18分

 離婚後は片方の親だけが親権を持つ「単独親権」を定めた民法の規定は憲法違反だとして、親権者になれなかった男性が国に165万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は28日付で、男性側の上告を退ける決定をした。単独親権を「合憲」として請求を棄却した一、二審判決が確定した。

離婚後共同親権、法制審の中間試案先送り 自民部会了承せず

 一審東京地裁は、単独親権の趣旨について「父母が離婚し別居した場合でも、子の監護や教育に関して適時適切に判断できるようにすることだ」と指摘し、より適格な者を親権者とする規定には合理性があると判断。二審東京高裁も一審を支持した。

関連記事

こんな記事も

社会

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ