ロシア兵に投降呼び掛け 動員拒否も訴え―ウクライナ大統領
2022年09月25日18時45分
【ワルシャワ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍兵士に対し、「礼節をもって扱う」として、投降を呼び掛けた。ビデオ演説で語った。ロシアは投降を厳罰化する法改正を行っており、ゼレンスキー氏は、投降したロシア軍兵士が望まなければ捕虜交換の対象にもしないと強調した。
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ゼレンスキー氏は、ロシアのプーチン大統領が出した予備役の部分的動員令について、「墓場への動員」だと指摘。「外国の地で戦争犯罪者として死ぬよりは、招集令状を受け取らない方がいい」と述べ、ロシア市民に動員を拒否するよう訴えた。