中国、台湾要人参列で日本批判 武器売却の米企業に制裁
2022年09月16日18時58分
【北京時事】中国外務省の毛寧副報道局長は16日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬に台湾の謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表(駐日大使に相当)らが参列することに関し、「台湾独立分子の政治的策略に舞台や機会を提供してはならない」と日本を批判した。中国側出席者については「情報がない」と述べるにとどめた。
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このほか毛氏は、米政府が承認した台湾への総額11億ドル(約1580億円)規模の防衛装備品売却をめぐり、米防衛大手レイセオン・テクノロジーズとボーイングの防衛部門の各最高経営責任者(CEO)に制裁を科すと発表した。ただ、制裁の内容は説明しなかった。