上皇后さま、血栓症と診断 宮内庁病院で検査、経過観察へ

2022年08月26日18時08分

宮内庁病院で検査を受けるため、皇居に入られる上皇后さま=26日午前、皇居・半蔵門

宮内庁病院で検査を受けるため、皇居に入られる上皇后さま=26日午前、皇居・半蔵門

 上皇后さま(87)は26日午前、皇居内の宮内庁病院を訪れ、検査を受けられた。側近によると、右脚のふくらはぎの血管に血栓が確認され、先週、深部静脈血栓症との診断を受けた。検査の結果、投薬などの治療は必要なく、経過観察を続けることになった。

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 午前10時15分ごろ、宮内庁病院に車で到着。病院に入る前、報道陣に車内から会釈した。同11時半すぎに病院を出た。
 6月から数回にわたり健康診断を受けていた。先週の診断後も上皇さまと朝夕の散策をするなど、お住まいの仙洞御所(東京都港区)で普段通り過ごしており、水分摂取を心掛けたり、軽い運動をしたりしている。

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