立民新執行部が発足 幹事長に岡田氏、党再生目指す
2022年08月26日17時54分
立憲民主党は26日の両院議員総会で、幹事長に岡田克也氏(69)らを起用する人事を決め、新執行部を発足させた。政調会長に長妻昭氏(62)、国対委員長に安住淳氏(60)がそれぞれ就任。泉健太代表はベテランを活用することで、先の参院選で敗北した党の再生を図りたい考えだ。
泉氏は総会後の記者会見で、民主党政権で閣僚経験のあるベテランを起用する狙いについて「政権党を目指す立憲民主党の姿をもっと強く打ち出す」と強調。ネクストキャビネット(次の内閣)を設置し、若手を積極的に登用する方針も示した。
岡田氏は就任会見で「まずは政権を争えるような政党として、しっかりと立て直していきたい」と語った。国政選挙での野党間の候補者調整に関しては「自民党にかなわないところは無理にする必要はない」と述べ、柔軟に対応する考えを示した。