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ウクライナ、「最後まで戦う」 勝利で終結、ロシアに妥協せず―大統領、独立記念日で演説

2022年08月24日22時05分

ロシアの侵攻から24日で半年となったウクライナでは、ゼレンスキー大統領夫妻が首都キーウ(キエフ)で、戦死した軍人の追悼式典に出席した。この日は、ウクライナが旧ソ連から独立した記念日と重なった(ウクライナ大統領府提供、AFP時事)

ロシアの侵攻から24日で半年となったウクライナでは、ゼレンスキー大統領夫妻が首都キーウ(キエフ)で、戦死した軍人の追悼式典に出席した。この日は、ウクライナが旧ソ連から独立した記念日と重なった(ウクライナ大統領府提供、AFP時事)

  • 24日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)中心部に陳列されたロシア軍戦車(ロイター時事)
  • 23日、キーウ(キエフ)で会見するウクライナのゼレンスキー大統領(EPA時事)

 【キーウ時事】ウクライナは24日、旧ソ連からの独立を宣言して31回目の記念日を迎えた。ゼレンスキー大統領は同日に公開したビデオ演説で、ロシアの軍事侵攻に触れ「われわれの国のため、最後まで戦う」と表明。徹底抗戦により、ウクライナの勝利で戦闘を終結させると宣言した。

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 ゼレンスキー氏は首都キーウ(キエフ)中心部に立ち、いつもの緑色のTシャツ姿で演説。「われわれにとって戦争の終結とは何か? かつては平和と言っていた。今は勝利だと言う」と強調。「テロリストの理解は求めない」と、安易な停戦交渉や妥協は行わない姿勢を示した。
 その上で、ロシアに併合された南部クリミア半島や、親ロシア派が一部を支配する東部ドンバス地方を「取り戻す」と明言。「ウクライナを支持しないのは恥だ。ウクライナ疲れを口にするのは恥だ」と国際社会に継続的な支援を訴えた。ゼレンスキー氏はまた、オレナ夫人と共にキーウにある戦死者の慰霊碑を訪れ、献花を行った。

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