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TV視聴、動画配信が首位 コロナ禍でケーブル逆転―米

2022年08月20日14時32分

米動画配信大手ネットフリックスの社屋にあるロゴ=2021年10月、米ロサンゼルス(AFP時事)

米動画配信大手ネットフリックスの社屋にあるロゴ=2021年10月、米ロサンゼルス(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米ネットフリックスなどインターネット動画配信サービスの米国での視聴時間が、7月に初めてケーブルテレビ(CATV)を上回り、首位となった。動画配信は2020年以降の新型コロナウイルス禍に伴う巣ごもり需要で拡大。新たなテレビ視聴のスタイルとして定着したようだ。

動画会員、ネトフリ上回る 米ディズニー

 米調査会社ニールセンによると、視聴時間全体に占める動画配信のシェアは前年同月比6.5ポイント上昇の34.8%、CATVは3.3ポイント低下の34.4%と初めて逆転した。地上波が21.6%で続いた。
 動画視聴シェアでは、ネットフリックスが8%。人気連続ドラマ「ストレンジャー・シングス」の新シーズンなどが寄与した。米ユーチューブは7.3%。好きな時に見られる動画配信の利便性が支持されたようだ。
 一方で、CATVはスポーツ番組が大きく減ったことが響いた。ニールセンは「昨年7月は東京五輪が有利に働いた」と述べ、反動減の要因もあると分析した。

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