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参院選敗因は「提案型」 立民総括、月内にも執行部人事

2022年08月10日18時45分

立憲民主党の臨時常任幹事会で発言する泉健太代表=10日午後、衆院議員会館

立憲民主党の臨時常任幹事会で発言する泉健太代表=10日午後、衆院議員会館

 立憲民主党は10日、臨時常任幹事会を衆院議員会館で開き、代表が掲げた国会対応での「提案型野党」などを敗因とした先の参院選総括をまとめた。泉氏は代表続投を表明しており、党再建に向け月内にも執行部人事に着手する見通しだ。

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 立民は改選議席から6議席減らし、比例代表の得票は日本維新の会を下回る677万票にとどまった。総括で「執行部として大きな責任がある」と表明。「野党第1党の立場を脅かされかねない」と危機感を示した。
 提案型野党の方針に関しては、「国会論戦で『批判か提案か』の二者択一に自らを縛り、『何をやりたい政党か分からない』という印象を与えた」と分析した。
 野党陣営の候補者調整の難航も影響したとし、「積極的に交渉を進めるべきだった」と指摘。次期衆院選に向けて「積極的に行動し、小選挙区で自民、公明両党に対抗できる態勢を確立する必要がある」と記した。

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