米大使館前で発火物所持か 20代男「投げ入れようと」―警視庁
2022年08月10日11時20分
米国大使館(東京都港区)前の路上にいた男の所持品から、火薬を使った発火物のようなものが見つかっていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。「ネットで火薬の作り方を学び、大使館に投げ入れるために来た」と話している。警視庁が火薬類取締法違反容疑などで捜査している。
背景に油断、検証徹底を 基準明示、攻撃者の視点も重要―高橋元警視総監に聞く・安倍氏銃撃
捜査関係者によると、男は大阪府に住む20代の自称大学生。大使館前で警備に当たっていた機動隊員が8日午後9時ごろ、不審な動きをする男を見つけ職務質問したところ、ポケットから布で包まれたコップが見つかった。内部に粒状の物質があり、簡易鑑定で微量の火薬が含まれる可能性が判明したという。