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県岐阜商、やり切れない敗戦 コロナ集団感染で主力欠く―高校野球

2022年08月09日21時06分

社に敗れ、肩を落とす県岐阜商ナイン=9日、甲子園

社に敗れ、肩を落とす県岐阜商ナイン=9日、甲子園

 開幕直前に新型コロナウイルスの集団感染が発生した県岐阜商。ベンチ入り選手10人を入れ替えて何とか試合にこぎ着けたが、結果は無情なものとなった。
 井上、小西の2投手ら、主力の3年生5人が離脱。下級生主体となったナインを、鍛治舎監督は「負けてもともと。持っている力を伸び伸び出そう」と送り出したが、はね返された。序盤から四球や失策が絡んで大量失点。打線も、入れ替えで登録された高井の二塁打をきっかけに1点を返すのがやっとだった。
 鍛治舎監督は出場辞退も考えたと言うが「陽性の選手のためにもと思って戦った」。勝てば回復した選手たちが次戦までに復帰できると、希望を抱いて臨んだ試合だった。「2回戦から全員で野球をやりたかった。主力メンバーに申し訳ない」と伊藤主将。やり切れない悔しさが、涙となってこぼれ落ちた。

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