• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

米、サル痘で緊急事態宣言 国内で6600人以上感染

2022年08月05日05時38分

3日、米西部カリフォルニア州ウエストハリウッドの図書館で、「サル痘」のワクチン接種を行う医療関係者(EPA時事)

3日、米西部カリフォルニア州ウエストハリウッドの図書館で、「サル痘」のワクチン接種を行う医療関係者(EPA時事)

 【ワシントン時事】米政府は4日、感染が広がっている天然痘に似た症状の感染症「サル痘」について、公衆衛生上の緊急事態を宣言した。米疾病対策センター(CDC)によると、3日時点で米国内の感染者は6600人以上に上っている。

天然痘ワクチン、サル痘にも 接種対象の拡大検討―厚労省部会

 世界保健機関(WHO)は7月23日、サル痘を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言していた。米国内でもこれまでにニューヨークやカリフォルニアなど複数の州が緊急事態を宣言している。
 ベセラ厚生長官は「われわれはこのウイルスに対処するため、対応を強化する用意がある。全ての米国人にサル痘を真剣に受け止めるように求める」と述べた。
 サル痘は欧米を中心に感染が広がっており、主な症状は発疹や発熱、頭痛など。多くの場合は2~4週間で自然回復するが、各地で死者も報告されている。

関連記事

こんな記事も

国際用語

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ