濃厚接触待機、最短3日に 感染阻止・経済維持の両立図る―政府調整
2022年07月22日10時08分
政府は、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に求める待機期間について、原則7日間から5日間に短縮する調整に入った。さらに2日連続の検査で陰性が確認されれば、接触の翌日から数えて最短3日目に待機を免除する方向だ。政府関係者が22日、明らかにした。
行動制限回避で経済下支え 事態深刻化のリスク拭えず―岸田首相会見
岸田文雄首相と後藤茂之厚生労働相ら関係閣僚が同日にも協議。方針が決まれば直ちに発表する。
国内では、1日当たりの新規感染者数が18万人を超え、過去最多を更新。子どもが感染して親が出勤できなくなるケースも相次いでいる。待機期間を短くすることで、感染拡大阻止と社会経済活動維持の両立を図る狙いだ。