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うなぎは家族で豪勢に 「丑の日」商戦本格化―スーパー・百貨店

2022年07月16日13時31分

うなぎが並ぶ「イオンスタイル品川シーサイド」の食品売り場=6月23日、東京都品川区

うなぎが並ぶ「イオンスタイル品川シーサイド」の食品売り場=6月23日、東京都品川区

  • イオンリテールが用意した4~5人前の「土用うなぎ桶(おけ)盛り」=6月23日、東京都品川区
  • 大丸東京店で販売される「豪華土用の丑(うし)牛弁当」(同店提供)

 23日の「土用の丑(うし)の日」に向け、スーパーや百貨店のうなぎ商戦が熱を帯びている。今年は土曜日に当たっており、家族で楽しめる大きめのサイズや豪華な商品が充実。食品値上げが相次ぎ、財布のひもも固くなりがちだが、「ハレの日には高価でも満足できるものを選びたいという人が増えている」(業界関係者)という。

巨大ウナギ生産に成功 愛知県

 イオンリテールは、「鹿児島県産うなぎ蒲焼特大サイズ」(2678円)を過去最多となる5万尾分用意した。今年初登場の「土用うなぎ桶(おけ)盛り4~5人前」(1万800円)は順調な売れ行きで予約を締め切った。うなぎ商品全体の予約は、10日時点で前年の同時期に比べ1割増えた。
 イトーヨーカ堂は、高知県産ウナギを使った2~3人前の「超特大!四万十うな重」(6782円)を中心に「大きいサイズをシェアして」(広報)とアピール。ローソンは、「特々上うなぎ蒲焼重」(4514円)のうなぎを前年の1.5尾から2尾に増量した。
 大丸東京店(東京)は、米沢牛のステーキも楽しめる「豪華土用の丑牛弁当」(5000円)や、さまざまなおかずが入った「ローストビーフと四万十うなぎ御飯(ごはん)のお弁当」(3240円)を投入。「コロナ禍をきっかけに拡大したぜいたく需要が続いている」(広報)という。

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