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「やり場ない怒り」 拉致被害者家族ら―安倍元首相死去

2022年07月09日07時12分

安倍晋三元首相の死去を受け、取材に応じる横田めぐみさんの弟、拓也さん=8日午後、東京都千代田区

安倍晋三元首相の死去を受け、取材に応じる横田めぐみさんの弟、拓也さん=8日午後、東京都千代田区

 自民党の安倍晋三元首相が銃撃された事件を受け、北朝鮮による拉致被害者の家族らは「やり場のない怒りを感じる」と憤り、安倍氏の死去に落胆した。

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 「私にとっては、身内の一人と言ってもいいほど身近な方だった」。8日夜、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で家族会代表の横田拓也さん(53)は東京都内で取材に応じ、「そうした家族のような方が凶弾に倒れて亡くなり、本当に悔しいし、悲しい」と肩を落とした。
 めぐみさんの母早紀江さん(86)も「安倍さんは拉致問題を解決したいと長い間言い続け、米国などに対しても協力を得ようと頑張ってくださった。亡くなられたのは非常に残念」とコメントした。
 拉致被害者の地村保志さん(67)と妻の富貴恵さん(67)夫妻は福井県小浜市を通じ、「4月にお会いした際にも、拉致問題の解決に向け全力を尽くすとの言葉をいただいたばかりでした。残念でなりません」とコメント。曽我ひとみさん(63)は新潟県佐渡市を通じたコメントで、「拉致被害者全員が帰国し、家族と抱き合い喜びを歓喜するその時を見届けてほしかった」と別れを惜しんだ。
 有本恵子さん=拉致当時(23)=の父明弘さん(94)は「意見を言っても黙って聞いてくれた。まだまだ生きてほしかった」と残念がった。市川修一さん=同(23)=の兄健一さん(77)は、安倍氏の人柄を「優しい人。信頼できる人だった」と振り返り、「声も出ないくらいショックを受けた」と話した。

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