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安倍氏に「最深の哀悼」 東南アジア各国首脳ら

2022年07月08日23時44分

 【バンコク、ジャカルタ時事】元首相が銃撃で死亡したのを受け、東南アジア各国の首脳らは8日、「最も深い哀悼の意」を表明する声明を相次いで出した。シンガポールのリー・シェンロン首相はフェイスブックに「安倍氏と5月に東京で昼食を共にしたばかり」と書き込み、握手している当時の写真を掲載。「深い衝撃を受け、悲嘆に暮れている」と記し、犯行を非難した。

「友人」死去に深い悲しみ トルコ大統領―安倍元首相銃撃

 タイのプラユット首相は「才能と知性があり、経験豊かだった」と安倍氏をしのび、首相在任中、「両国の友好関係促進で重要な役割を果たした」と振り返った。また、長年にわたり日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係強化に尽くしたと強調した。
 インドネシアのジョコ大統領は「逝去した安倍元首相に最も深い哀悼の意をささげる」とツイッターに投稿した。
 フィリピンのマナロ外相は「安倍氏は多くのフィリピン人から称賛されている」と指摘し、両国関係の強化に果たした役割に謝意を表明。ドゥテルテ前大統領も声明を出し、「世界で最も影響力のある指導者の一人だった」と死去を悔やんだ。
 カンボジアのフン・セン首相は首相宛ての書簡に「大きな衝撃を受け、深く悲しんでいる」としたため、「安倍氏は地域の平和と安定、繁栄に寄与した傑出した政治家」とたたえた。マレーシアのサイフディン外相はツイッターに「安倍氏の遺産と貢献はいつまでも生き続けるだろう」と投稿した。

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