アップルとグーグル、英競争当局も調査へ スマホ分野「事実上の寡占」
2022年06月11日04時51分
【ロンドン時事】英競争当局は10日、米IT大手アップルとグーグルに対し、スマートフォンなど携帯端末分野で「事実上の寡占状態にある」として、調査開始を検討していると発表した。両社によるスマホ基本ソフト(OS)の寡占状態には世界的に風当たりが強まっている。
スマホOS規制、法整備も視野 アップル、グーグル寡占懸念―政府
英競争当局は、両社が携帯端末分野で「全ての手札を握っている」と指摘。OSやウェブブラウザー、アプリストアなどの支配に関し、「革新的な新規参入者や競合他社に公平な機会を与えるため、介入が必要だ」と訴えた。