4月の景気動向指数、横ばい 中国コロナ「下振れリスク」
2022年06月07日16時59分
内閣府が7日発表した4月の景気動向指数(2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比横ばいの96.8となった。新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いて社会経済活動が正常化しつつあり、小売業が堅調だった。基調判断は景気が拡大局面にある可能性が高いとする「改善」に据え置いた。
内閣府は先行きについて、「中国の『ゼロコロナ』政策やウクライナ情勢を受け、供給面の制約や原材料価格の上昇などが下振れリスクになる可能性がある」と指摘した。