5月の新車販売18.1%減 生産調整、11カ月連続マイナス
2022年06月01日16時50分
5月の国内新車販売台数は、前年同月比18.1%減の26万1433台だった。11カ月連続のマイナス。長期化する半導体不足や中国・上海のロックダウン(都市封鎖)を受けた大手メーカーの生産調整を受け、車両の供給が追い付いていない。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日、発表した。内訳は、軽自動車以外の登録車が16.7%減の16万1354台、軽が20.3%減の10万79台だった。
メーカー別では、乗用車大手8社のうち三菱自動車を除く7社が前年の実績を下回った。トヨタ自動車は20.9%減の8万6523台。都市封鎖の影響による部品調達難を受け、元町工場(愛知県豊田市)などの主要拠点で減産したことが響いた。