沿線地域に支えられ、成田線(我孫子駅~成田駅間)開業120周年記念事業=千葉県我孫子市

 JR成田線(我孫子駅~成田駅)が今年4月に開業120周年を迎え、30日に我孫子駅で記念イベントが行われました。

 出発式で村田憲治我孫子駅長は「沿線地域の支えで120周年を迎えられた。成田線の魅力を発信し地域に足を運んでもらえるよう頑張る。」と述べ、続いて星野順一郎市長は「120周年が成田線沿線地域を知ってもらう機会になれば」と挨拶しました。一日駅長の大役を務めた小学生3人の発車合図で、先頭車両にヘッドマークを掲げた記念列車が成田駅に向けて出発しました。

 「10万人が手を振ろう!」開業120周年記念プロジェクトでは、呼び掛けに応じた沿線の住民が小旗を振り記念列車を出迎えました。また、沿線の保育園や小学校など多くの子どもたちも「成田線ありがとう!」という感謝の気持ちを込めて、歓声とともに記念列車に手を振りました。

 開業120周年を記念して、沿線の魅力や自然を楽しむ「駅からハイキング」や、成田線活性化推進協議会では、市民から提供された鉄道写真をHP上に掲載する写真展など、年間を通して様々な企画が予定されています。

 記念列車は、我孫子駅~成田駅間を5月末頃まで運行される予定です。

 【成田線活性化推進協議会HP】
 http://www.naritaline.com/event120_train.html

(2021/05/25 16:44:59)

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