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火星の「地震」初観測 最大M4.0程度―NASA探査機

2020年02月25日16時28分

 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は24日、火星探査機「インサイト」の観測データ分析から、火星で「地震」が起きていることが確認されたと発表した。火星での地震発生は以前から可能性が指摘されていたが、直接観測されたのは初めて。分析結果は同日付で英科学誌ネイチャー・ジオサイエンスなどに掲載された。

〔写真特集〕火星の地表

 インサイトは2018年11月に火星地表に着陸。地震計や地中の熱を観測する装置を搭載し、火星の内部構造の解明につながるデータ収集が期待されている。
 NASAによると、インサイトの地震計はこれまでに450回以上の震動を観測し、その大部分が風などの影響による揺れではない「地震」と考えられる。規模は最大でマグニチュード(M)4.0程度。NASAは「想像したより頻度は高く、規模が小さかった」と説明した。
 火星内部は地球のようなプレート構造を持っていないが、地域によっては火山活動が起きている。NASAジェット推進研究所の専門家は、ロイター通信に「そうした地域では、恐らく地下で高温のマグマが活動している」と分析した。

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