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大会成功へ、ワンチームで JPC委員長の河合純一さん〔東京パラ・あと半年〕

2020年02月25日07時02分

インタビューに答える日本パラリンピック委員会(JPC)の河合純一委員長=1月10日、東京都中央区

インタビューに答える日本パラリンピック委員会(JPC)の河合純一委員長=1月10日、東京都中央区

 日本パラリンピック委員会(JPC)委員長に、1月1日付でパラリンピック競泳金メダリストの河合純一さん(44)が就任した。選手出身の統括団体トップとして東京大会にどう臨むのか。意気込みや意義を聞いた。
 ―重要な時期に引き受けた。
 最初に打診されたときは驚きと不安の方が大きかった。自国開催に向けたいろんな準備だけでなく、「ポスト2020」の方向性や将来像を描くことも与えられた仕事。やりがいを含めて非常に大きな立場だ。
 ―パラリンピアンとしては初めての就任だ。
 JOC(日本オリンピック委員会)では柔道出身の山下さんが会長をされているし、諸外国のパラリンピック委員会でも既に例がある。そういった方々にしっかり教えを請いながら、できることをやっていく。
 ―どのような位置付けの大会にしたいか。
 12年のロンドン大会が成功のベンチマーク(基準)になっているが、20年以降はそれが絶対東京になると思っているし、そうしなきゃいけない。われわれは先行モデルではなく、次からはそれが当たり前のモデルにしていくことが大事。それが大会のレガシー(遺産)にもなると思う。
 ―メダルの重要性は。
 社会をより良くしていくためにパラリンピックは行われており、メダルは一つのフック(きっかけ)にすぎない。ただ、世界で初めて2度目のパラリンピックを開催する都市として取り組んでいくときに、それなりの競技力があることがいろんな国際貢献をしていく上でも一定程度のアドバンテージになる。
 ―東京パラに向けた思いは。
 五輪は必ず盛り上がると思うので、その勢いをしっかりと次につないでいくことが一番。成功できるように「ワンチーム」で取り組みたい。
 ◇河合純一氏の略歴
 河合 純一氏(かわい・じゅんいち)早大大学院出。視覚障害の競泳男子選手として92年バルセロナ・パラリンピックから6大会連続で出場し、金五つを含む21個のメダルを獲得。13年に日本身体障がい者水泳連盟会長となり、16年には国際パラリンピック委員会の殿堂入り。今年1月から日本パラリンピック委員会委員長と東京パラリンピック日本選手団長を務める。44歳。静岡県出身。

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