鑑定医、大麻の影響否定 相模原殺傷公判―横浜地裁
2020年02月07日20時00分
相模原市の重度知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者ら45人を殺傷したとして殺人などの罪に問われた元職員植松聖被告(30)の裁判員裁判の第12回公判が7日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であった。植松被告の精神鑑定を行った医師に対する尋問が行われ、犯行は個人の強い考えに基づくもので、大麻の影響は小さかったとの診断結果を説明した。
東京都立松沢病院の大沢達哉医師が18年に約半年間、被告との面談や、検察・弁護側双方の資料、心理検査などで精神鑑定を行った。その結果、被告は「パーソナリティー障害」という人格傾向や、当時の自身の状況から「重度の障害者を殺すべきだ」などの強い考えが生じ殺傷を行ったと述べた。一方で犯行時は自身が使用していた大麻の成分が体内にあったが、殺傷行為に影響を与えていないか、小さかったとした。
また、重度障害者に対する被告の考えは、伝統的診断方法では「妄想」ではないと指摘。大麻が脳に作用して生じたものでもないとし、妄想などの症状が表れる大麻精神病も否定した。
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