礼真琴「観察力が大事」 宝塚歌劇団星組トップ、「眩耀の谷」で本拠地お披露目へ
2020年02月06日10時00分
「『なんでこんなに振りを覚えられないんだろう、歌を覚えられないんだろう』って、頭がいっぱいいっぱいの状況が続きました」。昨年秋に紅ゆずるから宝塚歌劇団星組のトップスターの座を引き継いだ礼真琴が、7日開幕の大劇場お披露目公演・幻想歌舞録「眩耀(げんよう)の谷~舞い降りた新星~」と、ショー「Ray―星の光線―」に臨む。
「眩耀の谷」は古代中国が舞台で、礼と娘役トップの舞空瞳のために書き下ろされた新作だ。礼が演じる丹礼真(たん・れいしん)は、理想に熱く燃える周国の若き大夫。王や尊敬する将軍の命令で、流浪の民の聖地「眩耀の谷」を探索し、そこで盲目の舞姫・瞳花(とうか、舞空瞳)と出会い、運命が変わっていく。
「Ray―星の光線―」は、「大階段が出てきて、『ああ、もうフィナーレか』と思った時から、『まだまだ終わらないぜ、もうひと盛り上がりするぜ』と最後までわくわくさせてくれる」(礼)という中村一徳の作・演出。トップスターや上級生だけでなく、下級生にもそれぞれ見せ場があり、礼は「自分もみんなも出ずっぱり。最後まで気を抜かずに楽しんでほしい」と期待を込める。
トップとして後輩を指導する立場にもなった。まず、自分自身の芸への向き合い方を見せることが第一で、「自分がひたすらしっかり務め、最終的にみんなを引っ張るということにつながればいい」と語る。
自身の経験も踏まえ、「芸事に観察力って、ものすごく大事」と考えている。「先生のニュアンスを自分で見て、どう捉えるか。『人に教えてもらってからやるのではなく、自分から何かを得ようとする力を付けていく方が、近道だと思う』と(後輩に)伝えています」。
「眩耀の谷」「Ray―星の光線―」は宝塚大劇場で2月7日~3月9日、東京宝塚劇場で3月27日~5月3日に上演。
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