協力者との面会、一部記録せず ゴーン被告、レバノン逃亡で―弘中弁護士は関与否定
2020年02月01日07時12分
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が中東レバノンに逃亡した事件で、ゴーン被告が保釈条件に反し、協力者との面会記録を正確に残していなかった疑いがあることが31日、関係者への取材で分かった。ゴーン被告は逃亡日を含め、協力者と7回面会していたが、4回しか記録されていなかったという。
関係者によると、ゴーン被告は昨年7月以降、逃亡を手助けした犯人隠避などの容疑で逮捕状が出た外国籍3人のうち、ピーター・テイラー容疑者(26)と逃亡日を含め、計7回面会した。しかし、面会記録には、同8月までにゴーン被告の弁護人だった弘中惇一郎弁護士の事務所内で会った4回しか記載されていなかった。
東京地検の捜査では、同容疑者はゴーン被告が同12月29日の逃亡当日に立ち寄った東京都内のホテルを手配。ゴーン被告は前日の28日に同容疑者からホテルの鍵を受け取ったとみられている。
関係者によると、鍵の受け渡しは弘中弁護士の事務所の外で行われ、この面会も記録に残っていなかったという。
東京地裁はゴーン被告の保釈を認める条件として、妻キャロル・ナハス容疑者(53)=偽証容疑で逮捕状=ら事件関係者との接触を制限。関係者以外と接触した場合は日時・場所を記録し、裁判所に提出するよう求めていた。
地検はゴーン被告が弘中弁護士の事務所内でピーター・テイラー容疑者と面会した際、逃亡について協議していた疑いがあるとみて捜査しているが、弘中弁護士の事務所は31日、「事務所の弁護士が関与をしたような事実はない」などとするコメントを発表。「事件関係者以外の第三者との面会に弁護人の立ち会いや会話内容の確認、記録は要求されていない」と反論した。
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