〔ゼノブレインAI解析〕新機能「トピック分析」で意外な気付きも
2019年09月30日09時35分
AIによるニュースと企業決算の解析サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」に「トピック分析」という新機能が加わった。素材や製品の今後の需要動向を展望する場合、分析キーワードに「銅需要」「ドローン需要」などと入力すると、将来の需要に影響を与えそうなニュース・経済事象を逆引きする形で参照できる。意外な気付きにつながるユニークな機能だ。
実際に「銅需要」をキーワードに分析してみよう。銅の需要増加・減少に影響するニュースとしてゼノブレインは4000本超をピックアップ。需要増につながるニュースを見ると、日本でのラグビーワールドカップ開催、高齢者人口の増加、訪日外国人の増加などが示された。やや意外感があるワールドカップと銅需要の関係だが、大会開催→テレビ需要増→MLCC(積層セラミックコンデンサー)需要増→銅需要増などの推測が働いていた。高齢者人口増では、医療機器需要増→抵抗器需要増→銅需要増などの関連付けになっていた。
一方、銅の需要減少につながるニュースでは、日本の人口減少、脱炭素化の進行、中国での自動車販売減少などに関する記事を挙げた。因果関係は、人口減→スマートフォン需要減→銅需要減、脱炭素化→火力発電需要減→電線需要減→銅需要減とのシナリオが提示された。トピック分析のキーワードに「GDP成長率」などを指定すれば、マクロ経済に関する解析ができる。各種のテーマについて先行きを展望する際、多角的な視点での検討に役立つ機能になりそうだ。
【注】ニュース解析結果はゼノデータ・ラボ社のAIサービス「ゼノブレイン」によるもので、詳しくはhttps://xenolabo.com/jiji/2019/09/30/へ。本記事は、特定の有価証券や金融商品の売買を勧奨するものではありません。時事通信はゼノデータ・ラボ社に出資しています。
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