与党、丸山氏けん責案を21日提出=辞職勧告案に一線
2019年05月20日20時18分
自民、公明両党は20日、戦争による北方領土奪還に言及した丸山穂高衆院議員(日本維新の会除名)に対するけん責決議案を、21日に衆院へ共同提出する方針を決めた。両党は、野党が先に提出した辞職勧告決議案に難色を示す一方、丸山氏の発言を容認しない姿勢を明確にするため、別の対応を検討していた。
衆参両院の事務局によると、議員に対するけん責案の提出は例がない。自公両党の国対委員長が電話協議で一致。「けん責し、猛省を促す」などの表現を盛り込む方向で調整している。辞職勧告案と同様、可決されても法的拘束力はない。
立憲民主党や維新など野党6党派が共同提出した辞職勧告案に同調しない理由について、自民党の森山裕国対委員長は記者団に「発言が対象になることは慎重であるべきだ」と説明した。過去の辞職勧告決議は主に刑事責任を問われた議員が対象。与党内には、丸山氏の発言が前例となれば、失言のたびに与野党が辞職を求め合い、「きりがなくなる」(自民党幹部)との懸念がある。
野党は与党の対応を批判。共産党の小池晃書記局長は20日の記者会見で「単なる非難にとどめたら、責任を果たすことにならない」と断じた。
与党のけん責案提出を受け、衆院議院運営委員会は21日の理事会で辞職勧告案とともに扱いを協議する予定だ。
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