安倍晋三首相は4日の副大臣・政務官人事で、自民党各派のバランスを重視した。ただ、がん患者や女性への差別的な発言など不適切な言動が問題視された議員らが含まれており、政権の火種となりそうだ。
安倍晋三首相は首相官邸で開いた副大臣会議に出席し、「官僚との適切な信頼関係の下、大臣をサポートし、国政運営に尽力することを期待している」と訓示した。
副大臣25、政務官27の計52ポストは、おおむね7派閥の勢力順に配分された。先の党総裁選で首相を支持した5派のうち、党内最大の細田派は12人。麻生派10人(同派メンバーで無所属の渡辺美知太郎氏含む)、岸田派4人、二階派3人、石原派1人だった。
自主投票の竹下派から起用された7人は、全員が首相支持とみられる。多くが石破茂元幹事長の支援に回った参院竹下派からは、首相に投票した佐藤正久氏が唯一起用され、外務副大臣に留任。一方、石破氏に近い無派閥の橘慶一郎氏が復興副大臣に就任したが、石破派は政務官2人で、副大臣はゼロだった。
「舌禍」が不安視されるのは、細田派の大西英男総務政務官。がん患者について「働かなければいい」とやじを飛ばし、謝罪に追い込まれた。
同派の長尾敬内閣府政務官はツイッターに「セクハラとは縁遠い方々」と表現した野党の女性議員の写真を投稿し、陳謝した。二階派の佐藤ゆかり総務副大臣は、自民党前大阪府議から名誉毀損(きそん)で提訴されたことがある。
社民党の又市征治党首は4日の記者会見で、大西氏の就任を批判した上で「国会で徹底して過去の問題を追及したい」と語った。(2018/10/04-20:01)
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