AKB48武藤十夢、卒業コンサートで「完全燃焼!」 アイドル生活は「光の速さだった」

卒業コンサートでスピーチをするAKB48の武藤十夢=2月28日、東京都立川市

卒業コンサートでスピーチをするAKB48の武藤十夢=2月28日、東京都立川市

  • AKB48武藤十夢の卒業コンサートの様子=2月28日、東京都立川市
  • 終演後、撮影に応じるAKB48の武藤十夢=2月28日、東京都立川市

 AKB48武藤十夢の卒業コンサートが、東京・立川ステージガーデンで開催された。気象予報士の資格を持ち、マルチな活躍を続けてきた武藤は、メンバーらと共に計30曲を披露。「12年間、応援してくれて本当にありがとうございます」と観客にメッセージを送り、「完全燃焼!」と叫んでステージを後にした。

 アンコールのスピーチでは、「みんながいなかったら総選挙でランクアップし続けることも、選抜に入ることもできなかっただろうし、気象予報士(の資格)だって取れなかったと思います。支えてくれて本当にありがとう」とファンに感謝を伝えた。

 さらに、「アイドルではない私も、皆さんの心を晴れ模様にすると誓うので、またそばにいてくれたら、うれしいなと思います」と呼び掛けた。

 この日は武藤が慕う大島優子から、直筆の手紙が寄せられた。「AKB48の活動をしながら、大学と大学院でしっかり勉強し、二足のわらじを履く十夢を尊敬していました。卒業後、共演できることを楽しみにしています」などと読み上げられると、武藤は感激の涙を見せた。

 コンサート後、取材に応じた武藤は、「(アイドル生活は)光の速さだった」と振り返り、「(今後は)お芝居や、資格を生かした仕事もしたい。やりたいことがいっぱいあります」と意気込んでいた。(2023/03/01-17:32)

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