HKT48矢吹奈子の卒業コンサートが4月1日、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで行われた。指原莉乃らOGも駆け付けたステージで、矢吹は「10年間、たくさんの幸せと思い出をありがとうございました」と観客にメッセージを送った。
この日、矢吹はメンバーらと共に「桜、みんなで食べた」「12秒」など計27曲を披露。アンコールでは、ピンクベージュのドレス姿の矢吹が、ファンやスタッフ、家族に謝意を丁寧に伝え、メンバーに「みんなとつくってきた思い出は宝物で、青春の全てだと思います」と言葉を向けた。
また、小学生時代から憧れていた指原には「人として、多くのことを学ばせてもらいました」などと感謝を込めた。
終演後の取材では、アイドル人生に悔いは「ない」と言い、「達成したかった目標は全部かなえることができた」ときっぱり。「生まれ変わったとしても、HKT48に入りたいです」とも話した。
今後は俳優として活動していく意向で、「実力を着けて、(NHK)朝ドラのヒロインを演じたい」と目標を挙げていた。
矢吹は2013年にHKT48に加入。18年のAKB48選抜総選挙では9位になった。同年秋から21年春まで日韓ガールズグループ「IZ*ONE」のメンバーとして活動した。
写真は、卒業コンサートで涙を見せる矢吹奈子(C)Mercury(2023年04月01日) 【時事通信社】
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