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現地直前リポート
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高梨沙羅との「さら・さら」対決に燃えるサラ・ヘンドリクソン【AFP=時事】
五輪で初めて採用されるノルディックスキーのジャンプ女子。今季圧倒的な強さを見せている高梨沙羅(クラレ)のライバル、サラ・ヘンドリクソン(米国)が故障から復帰し、初代女王の座を争うことになった。
昨年8月に右膝を負傷し、靱帯(じんたい)再建手術を受けた。五輪を半年後に控え、一時は「うちひしがれた」と打ち明けたが、気持ちの強さで何とか間に合わせた。
「五輪は私にとって永遠の夢。諦めるわけにはいかない」。最新技術を駆使したリハビリに一日6時間以上取り組み、昨年10月にランニングを始め、1月中旬にジャンプ練習を再開した。
ユタ州出身の19歳。2002年ソルトレークシティー五輪でジャンプを見て感動し、7歳の頃から競技を始めた。それから12年。昨年の世界選手権優勝者として迎える五輪で、女子が採用されることに、運命を感じている。
米国でのジャンプは欧州ほど注目度は高くないため、「いい結果を残すことで、もっと多くの人に魅力を理解してもらいたい」。トップ選手として競技発展に貢献する意識は強い。
2歳年下の高梨の存在も刺激にし、「あの若さで恐怖心を全く見せない。いつも準備を整えて挑んでいるのは素晴らしい」とたたえる。お互いに認め合う日米の「サラ」が大舞台で対決する。
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