フィギュア・シングル
▼ 技と美を競うフィギュアスケート。激戦のシングルを制したのは浅田真央だ。1位票、2位票だけで全体の半数以上。6位に終わった実際の競技結果に対する同情票もあったろうが、多くの男性諸氏と同様、編集部のおやじたちは純粋に真央ちゃんが好きなのだ。
「チョー早起きしてテレビを見た」
「SPの採点は厳しすぎる。フリーは感動ものだった」
「4年後もまだやれるぞ。28歳の鈴木明子を見習え」…。
各人の様々な思いが「美」の金につながった。真央ちゃんもきっと喜んでくれるだろう。
銀メダルは妖艶なゲテバニシビリ。こちらも、おやじどもの高い評価を得て実際の結果19位から大幅にランクアップした。新星・ソトコニコワが銅、金妍児は5位と意外に振るわなかった。
グレーシー・ゴールドとケイトリン・オズモンドはともに18歳。あどけなさの中に、におうような美しさがあった。4年後、平昌五輪の「美の注目株だ」と、皆は互いにうなずくのであった。
※写真は【AFP=時事】【EPA=時事】など