選手名(ふりがな) | 性 | メダル | 競技 | 種別・種目 |
---|---|---|---|---|
里谷 多英 (さとや・たえ) |
女 | 銅 | フリースタイルスキー | 女子モーグル |
フリースタイルスキー女子モーグルで銅メダルを獲得、フラワーセレモニーで観客の声援に笑顔でこたえる里谷多英(アメリカ・ユタ州)
予選を滑り終えた里谷は、すぐにビデオを見た。そして、こう宣言した。「決勝は攻めていきます」。安全策をとって消極的な滑りをしていたことが分かったのだ。金を取った長野大会の再現を誓った。
言葉通りの滑りだった。短い間隔で並んだ小さなこぶを、スピードに乗って豪快かつ正確なターンで攻略していく。エアの高さも十分で、昨季までできなかった第2エアのトリプルツイスターも完ぺきに決めた。
24・85点。ハイル(カナダ)をわずか0・01点抑えて2大会連続のメダルを手にした。
フリースタイル女子モーグル決勝、第2エアで豪快にツイストを決める里谷多英。(アメリカ・ユタ州)
長野大会後に右足首を骨折し、一時は引退も考えた。しかし、スキーを離れたことでその大切さが改めて分かったという。そして、冬季競技の日本女子では初の連続メダル。「男子のようなスピード、エア、ターンを目指す」と、さらなる飛躍を誓った。
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