選手名(ふりがな) | 性 | メダル | 競技 | 種別・種目 |
---|---|---|---|---|
清水 宏保 (しみず・ひろやす) |
男 | 銀 | スピードスケート | 男子五百メートル |
スピードスケート男子500メートル表彰式。銀メダルを獲得した清水宏保(アメリカ・ソルトレークシティー)
自分に勝てなかったことが無念だ。長野大会に続き、清水はもう一つの金を狙った。取れば、日本選手初の冬季五輪個人種目の連覇になるはずだった。だが、優勝したフィッツランドルフ(米国)に0秒03及ばず、銀。「自分のレースをできなかったのが悔しい」と言った。銀では、世界記録保持者のプライドが許さないようだった。
最終組の前、17組で迎えた2回目。アウトコースから出て、最初の100メートルは9秒47で駆け抜けた。前日空回りした感のあるスタートを修正し、1回目より0秒04短縮。
バックストレートまでは良かったが、インに入った最終カーブでスピードがやや鈍った。結局、タイムは1回目を下回った。
スピードスケート男子500メートル2回目、34秒65をマークし2位になった清水宏保(アメリカ・ユタ州ソルトレークシティー)
腰の状態は予想以上に悪かった。直前の世界スプリント選手権などでは、痛み止めの注射を打った。それでも「負けは負け。五輪に(ピークを)もってこれなかった自分の実力不足」と清水。己に課すハードルは、いつも限りなく高い。
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