選手名(ふりがな) | 性 | メダル | 競技 | 種別・種目 |
---|---|---|---|---|
橋本 聖子 (はしもと・せいこ) |
女 | 銅 | スピードスケート | 女子千五百メートル |
バンクーバー冬季五輪日本選手団の橋本聖子団長。現役時代の1992年、アルベールビル五輪で銅メダルを獲得した(1992年2月12日、フランス・アルベールビル)
冬季五輪で日本女性初のメダリスト。サラエボ大会から数えて3度目の挑戦で、ようやく悲願を達成した。
スタートした直後から全力を出した。小さい体をいっぱいに使い、精密機械のような力強い滑り。ゴール直後、力尽きたようにあおむけになった。2分6秒88とタイムは平凡だったが、終盤まで3位をキープ。最終組の実力者ブレア(米国)が失速して歓喜の瞬間が訪れた。氷から上がってメダルが決まるまでに、2時間余も待たされた。
スピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得した橋本聖子(富士急)の力走(フランス・アルベールビル)
東京五輪の年の10月に生まれたことから、聖火にちなんで「聖子」と名付けられた。高校時代に初めて五輪に出場。自転車競技にも挑戦し、88年に日本の男女を通じて初めて冬、夏の五輪に出た。冬4度、夏3度の五輪を経験。選手団の団長を務めるバンクーバー大会が、8度目の「出場」となった。
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