選手名(ふりがな) | 性 | メダル | 競技 | 種別・種目 |
---|---|---|---|---|
三ケ田 礼一 (みかた・れいいち) 河野 孝典 (こうの・たかのり) 荻原 健司 (おぎわら・けんじ) |
男 | 金 | スキー・ノルディック複合 | 団体 |
表彰式で金メダルを胸に祝福にこたえる日本チーム(フランス・アルベールビル)
冬季大会、日本20年ぶりの金メダルもノルディックで取った。札幌では3人のジャンパーが金、銀、銅を独占したが、今度は3選手が一つの金のために力を合わせた。アンカーの荻原は、途中で手渡された日の丸を大きく振って喜びを表した。ゴールインすると雪上にあおむけになり、日の丸を掲げて何度も笑った。
競技前から、得意のジャンプでリードすればメダルのチャンスはあるとみられていた。狙い通り、初日のジャンプで首位スタート。2位のオーストリアに2分27秒5の大差をつけた。翌日の距離でも、三ケ田、河野、荻原の順に着実な走りをした。数日前の個人戦で惨敗した三ケ田の出来が気がかりだったが、それほど差を詰められることなく河野にバトンタッチできた。
日の丸を手に1位でゴールする日本アンカーの荻原健司(フランス・アルベールビル)
距離に自信を持つ荻原が引き継いだ時でなお1分55秒差。十分すぎるほど余裕があった。悪天候、重い雪質だった個人戦とは打って変わり、絶好のコンディションにも恵まれた。2位ノルウェーに1分26秒4差をつける1時間23分36秒5。圧勝だった。
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