ソチ五輪2014

1992年 アルベールビル五輪 金メダリスト

選手名(ふりがな) メダル 競技 種別・種目
三ケ田 礼一
(みかた・れいいち)
河野 孝典
(こうの・たかのり)
荻原 健司
(おぎわら・けんじ)
スキー・ノルディック複合 団体

表彰式で金メダルを胸に祝福にこたえる日本チーム(フランス・アルベールビル)

 冬季大会、日本20年ぶりの金メダルもノルディックで取った。札幌では3人のジャンパーが金、銀、銅を独占したが、今度は3選手が一つの金のために力を合わせた。アンカーの荻原は、途中で手渡された日の丸を大きく振って喜びを表した。ゴールインすると雪上にあおむけになり、日の丸を掲げて何度も笑った。

 競技前から、得意のジャンプでリードすればメダルのチャンスはあるとみられていた。狙い通り、初日のジャンプで首位スタート。2位のオーストリアに2分27秒5の大差をつけた。翌日の距離でも、三ケ田、河野、荻原の順に着実な走りをした。数日前の個人戦で惨敗した三ケ田の出来が気がかりだったが、それほど差を詰められることなく河野にバトンタッチできた。

日の丸を手に1位でゴールする日本アンカーの荻原健司(フランス・アルベールビル)

 距離に自信を持つ荻原が引き継いだ時でなお1分55秒差。十分すぎるほど余裕があった。悪天候、重い雪質だった個人戦とは打って変わり、絶好のコンディションにも恵まれた。2位ノルウェーに1分26秒4差をつける1時間23分36秒5。圧勝だった。

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