モペットは原付き、法律に明記 自転車と勘違いの利用者も―警察庁

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国民生活センターが道交法の基準に適合しないとして注意を呼び掛けた、原付扱いの「電動アシスト自転車」=10月25日、東京都港区

 電動アシスト自転車と混同されるペダル付き原付きバイク「モペット」について、警察庁が原付きであることを道交法に明記する方針を固めたことが21日、分かった。

基準満たさぬ電動自転車に注意 道交法違反の恐れも―国民生活センター

 同庁によると、取り締まりの現場では「原付きだと知らなかった」「自転車だと思った」などと話す利用者が多い。危険な歩道走行などが問題になっており、車両区分を法律で明示する。
 モペットは、エンジンやモーターを止めてペダルのみで走行する場合も、自転車ではなく原付きとして扱われる。公道で運転するには原付き免許が必要。ヘルメット着用はもちろん、ナンバープレートやウインカー、ブレーキランプなどを装備しなければならないが、守られていないケースがある。
 一方、電動アシスト自転車は、時速24キロ以上になるとアシスト機能が停止することなど明確な基準が道交法施行規則に定めてある。ペダルをこがずに走行できる「フル電動」などはこの基準を超えており、原付き扱いになる。
 警察庁は来年の通常国会に、モペットの車両区分の明記を盛り込んだ道交法改正案を提出する考え。改正されれば公布から半年以内に施行する方針で、広く浸透するよう広報啓発にも努める。

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