【ロンドン時事】ロシア・フェンシング連盟のマメドフ会長は2日、ポーランドで今月下旬に行われる2024年パリ五輪予選を兼ねた女子フルーレのワールドカップ(W杯)に自国選手が出場しない方針を地元メディアに明らかにした。AFP通信が伝えた。
ロシア復帰は国際競技団体次第 押し付けとの意見には反論―IOC
国際フェンシング連盟は3月10日に、ウクライナに侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手の国際大会参加を認めることを決めた。ポーランド連盟は両国選手の大会参加条件として、「ウクライナでの戦争を支持しない」との声明に署名するよう要求。マメドフ会長は「このような挑発的な条件では大会に参加できない」と述べた。
国際オリンピック委員会(IOC)は3月28日に、ロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を個人資格で「中立」の立場などの条件付きで認めるよう、国際競技団体などに勧告した。(2023/04/03-19:28)