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「ニュースやデータをいち早く、正確に伝える」。通信社のこうした使命を果たすため、システム・技術部門が取り組む課題は尽きない。このうち開発一部は、金融・証券・商品などマーケッット系サービスに関わる部門が主戦場だ。
東証などの証券取引所、日銀をはじめとする銀行・証券会社などの金融界、商品取引所、外国通信社などから多種多様に入電する膨大なリアルタイムデータを受信・加工し、これに各種のニュース記事を組み合わせて、マーケットを構成する顧客に情報提供するシステムを構築、運用している。
また年々増加するデータを遅延なく顧客端末に伝達するネットワークの構築も重要な仕事だ。セキュリティ、信頼性、コストパフォーマンス、緊急バックアップなど諸々の要素を総合的に判断して最適なネットワーク形態を決定する。
わが社情報を基に意思決定し取引する顧客の立場に立って、より付加価値が高く、より機能的な情報提供の形を追求しつつ、時代とともに変化する市場ニーズを先取りしていかなくてはならない。それには技術情報だけではなく、常にマーケット動向にも高くアンテナを張り、編集局、業務局とも連携を取りながらシステムを作ることが求められる。パワーあふれる若いSEが力を発揮できる職場だ。 |
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「ニュースのデパート」といわれる時事通信社ならではの各種配信サービスを支えているのが開発二部だ。通信社の基幹である記事・写真処理システム、新聞社などマスメディア向け配信システム、さらに英文編集や行政情報、水産情報などWeb系、大手ポータルサイト向け、携帯電話向けサービスなどのシステム開発も受け持つ。今もこれらシステムのうち、幾つかの更新計画が進行中で、部員たちはプロジェクト推進のため編集局員や業務局員と社内会議で主導的な役割を担い、メーカーと連日渡り合っている。
2008年は北京五輪の年。これまで夏冬五輪の開催地に技術者を派遣、メディアセンターの開設に記者・カメラマンとともに携わり、通信手段を確保し本社とのパイプ役を果たしてきた。北京にも部員二人を派遣し、日本選手の活躍ぶりを伝える報道を技術面から支援。また総選挙、参院選など大型選挙の報道を担う選挙システムを維持・管理するのもこの部の仕事だ。担当者は準備段階から編集局選挙班と連携し、入念なリハーサルを繰り返して本番に臨む。
有線・無線の通信技術分野や電話、FM放送も同部が受け持っている。間口の広い職場だ。伸び盛りの新規サービスを担うことも多いだけに、開発に求められる知識も広範囲に及ぶ。意欲みなぎる部員たちは、最新のIT分野のスキルアップにも励んでいる。 |
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大きな事件・事故が発生すれば、ニュースは世界中を駆け巡る。それを支えているのが通信社の基幹システムだ。しかし、そのシステムがひとたび障害となれば、社内編集機能がマヒし、新聞社向けはもちろんのこと各種の実務情報も配信できなくなる。システム運用部はこうした事態を未然に防ぐため、24時間、365日の態勢で、基幹システムを始めとするわが社システム群を安定稼働させ、ネットワークを監視する役目を担う。地味だが重要な部署であり、システム面での危機管理の砦だ。
テレビなどの家電製品や携帯電話、自動車など身近なものにも故障や不調は付き物だがシステムとて例外ではない。運用部の心構えは、障害がいつ発生しても冷静沈着に対応して、迅速に修復することだ。そして一番大事なのは、故障、不調にならないようにシステムが発信するメッセージに気を配り、障害を回避することである。
基幹システムが複雑化しても、ニュースやデータの処理量が増加しても、システム監視の基本姿勢は変わらない。システムが大量に発するメッセージの中から、障害そのものや障害につながりかねない情報に敏感であり続けるよう日夜努めている。こうした不断の作業が、サービスの質の高さを維持している。 |
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